2016年6月11日(土)より新宿K’s cinema他にて公開

Cast + Staff

Cast

佐藤乃莉さとう のり

デビュー作となった『LOVEDEATH –ラブデス』(北村龍平監督)でヒロイン・シーラ役を演じる。その後、ハリウッド作品『Midnight meat train』への出演をきっかけにロスに4年間留学。演技とアクション、英語を学ぶ。帰国後『はなればなれに』(下手大輔監督)、『ユダ-Judas』(大富いずみ監督)等への出演を経て、テレビ東京『なぞの転校生』(2014年)で、別世界から逃れてきた異人の女性・スズシロ役を演じ、好評を博す。そのエキゾチックな佇まいを活かし、映画・ドラマ・CM等で幅広く活躍している。

石橋宇輪いしばし・うわ

「ニコ☆プチ」専属モデルとして活躍しながら映画『悪夢ちゃん The 夢movie』、ドラマ『太鼓持ちの達人~正しいXXのほめ方~』、「永谷園」、「バンダイ・アイカツ!スタイル」等のCMに出演。『月光』では、親から不当な扱いを受け続ける少女・ユウを演じ、本格的な映画デビューとなる。

古山憲太郎ふるやま けんたろう

劇団モダンスイマーズ所属。『SP 警視庁警備部警護課第四係』では麻田総理銃撃事件に関与する謎の男・木内を演じる。ほかに『PANIC IN』、『聖母・聖美物語』、『終電バイバイ』、映画『SP THE MOTION PICTURE/革命&野望篇』(波多野貴文監督)などに出演し、映画・テレビ・舞台と多方面で活躍する。

遠山景織子とおやま きょおこ

映画『高校教師』のオーディションで350人の中からヒロイン・柏木繭役に選ばれる。同映画での演技が評価され、日本アカデミー賞、ブルーリボン賞を始めとする主要な新人賞を多数受賞。他に映画『ボクたちの交換日記』、『毎日かあさん』、『アンフェア』、『ホテルコパン』、ドラマ『相棒VI』、『若者のすべて』などに出演。ナチュラルフード・コーディネーターの知識を活かしたレシピ集「遠山さんちの明日のお弁当」(竹書房/2014年刊)も好評を博している。

上野優華うえの ゆうか

2012年、「KING RECORDS Presents Dream Vocal Audition」において、1万人を超える応募者の中を勝ち抜き、ファイナリスト最年少で見事グランプリ『Dream Vocalist loved by ヤングマガジン賞』を獲得する。2013年、映画『トイレの花子さん 新劇場版』の主演を務めるとともに、同映画の主題歌として「君といた空」が抜擢。同年7月にCDデビュー。その後ドラマ、映画への出演やモデルなどマルチな活動を継続している。

高川裕也たかがわ ゆうや

1984年、無名塾に入塾。90年、NHK朝ドラマ『凛凛と』のレギュラーで本格デビュー。無名塾脱退後の2004年にNYオフオフ・ブロードウェイ公演『Nippon Jumpers』に出演。また独特の声の特徴を生かし、2006年よりTX『カンブリア宮殿』レギュラーナレーションを務める。主な映画出演に『金融腐蝕列島[呪縛]』(原田眞人監督)、『突入せよ!あさま山荘事件』(原田眞人監督)、『トウキョウソナタ』(黒沢清監督)、『十三人の刺客』(三池崇史監督)、『TAP 完全なる飼育』(片嶋一貴監督)、『ソロモンの偽証』(成島出監督)、『ローリング』(冨永昌敬監督)、『家族ごっこ』(内田英治監督)など。

川瀬陽太かわせ ようた

『RUBBER'S LOVER』(福居ショウジン監督)に主演。この後、『急にたどりついてしまう』(95年/福間健二監督)に出演し、この映画の制作に参加していたスタッフの多くがピンク映画出身であったのをきっかけに交流を深め、数多くの作品に参加。近年では一般映画やテレビ、舞台へも出演し、第25回日本映画プロフェッショナル大賞では、『ローリング』(冨永昌敬監督)ほかの演技で主演男優賞を受賞した。

黒沢あすかくろさわ あすか

1993年公開、柳町光男監督の映画『愛について、東京』のヒロイン・中国人アイリーンに抜擢され、注目を浴びる。 同年、連続ドラマ『あすなろ白書』(フジテレビ)のトキエ役を演じ、その後もテレビや映画で活躍。2003年、『六月の蛇』(塚本晋也監督)に主演し一躍脚光を浴びる。映画『嫌われ松子の一生』(中島哲也監督)、『冷たい熱帯魚』(園子温監督)など個性の強い役柄が印象的だが、この春話題となったNHKドラマ『逃げる女』では、新たな一面も魅せた。

美保純みほ じゅん

1982年公開の『ピンクのカーテン』が若者の絶大なる支持を集めシリーズ化される。この年、ブルーリボン賞・新人賞、ゴールデンアロー賞・グラフ賞、翌年、日本アカデミー賞・新人俳優賞を受賞。1984年『男はつらいよ』にタコ社長の娘・あけみ役で初登場。以後、第33作~39作までレギュラー出演する。1987年『男はつらいよ 柴又より愛をこめて』、『キネマの天地』にて日本アカデミー賞・助演女優賞を受賞。近年では、執筆、映像制作も手掛けるなど、独自の世界観の表現を追求している。

Staff

木滝和幸きたき かずゆき

『ひゃくはち』(2008年公開、森義隆監督)でプロデューサーとしてのキャリアをスタート。
2012年、株式会社マグネタイズ(Magnetize inc.)を設立。映画製作を中心に舞台のプロデュースをする等、多方面にわたり意欲的に活動する。その他プロデュース作に『ちゃんと伝える』、『アジアの純真』、『たとえば檸檬』、『TAP 完全なる飼育』、『ぼくたちの家族』等。2015年『ローリング』(冨永昌敬監督)は第89回キネマ旬報ベスト・テンで第10位に入る。

谷川創平たにかわ そうへい

撮影監督。日本大学芸術学部卒業。2003年、文化庁在外研修員として1年間英国留学。主な撮影作品に『紀子の食卓』、『気球クラブ・その後』、『転々』、『愛のむきだし』、『オカンの嫁入り』、『恋の罪』、『極道めし』、『ヒミズ』、『魔女の宅急便』、『日々ロック』など多数。

Drop'sドロップス

札幌在住。2009年、同じ高校に入学し偶然出会った、中野ミホ(Vo&G)、荒谷朋美(G)、小田満美子(B)、石橋わか乃(Key)、奥山レイカ(Dr)の5人で結成。2016年は、本作以外にも『無伴奏』、『復讐したい』といった映画の主題歌を担当するなど、一気に各界の注目が高まっている。キングレコードのロックレーベル〈STANDING THERE, ROCKS〉所属。本作の主題歌『月光』が収録されたNEWアルバム「DONUTS」も近日(5月25日)発売される。

小澤雅人おざわ・まさと

監督・脚本・編集

児童虐待や機能不全家族、性暴力被害、若者のホームレスといった切実な社会問題をテーマに描き続けている。長編第2作『風切羽~かざきりば~』(監督/脚本/編集)は、2013年全州国際映画祭(韓国)のインターナショナル・コンペティション部門にノミネートされ、作品賞にあたる「Best Picture Prize」を受賞。日本全国16館で劇場公開され、大きな反響を呼んだ。

filmography
『hard cold greenhouse』(2006/短編)
第18回ドレスデン国際短編映画祭正式招待 ほか
『こもれび』(2010)
第14回上海国際映画祭パノラマ部門正式招待 ほか
『風切羽〜かざきりば〜』(2013)
第14回全州国際映画祭インターナショナル・コンペティション部門
作品賞(Best Picture Prize)受賞 ほか
池袋シネマ・ロサほか全国16館にて劇場公開
『微熱』(2015/短編)
第14回イマジン・インディア国際映画祭ベスト・ショートフィルム受賞